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西村 昭彦; 竹仲 佑介*; 古山 雄大*; 下村 拓也; 寺田 隆哉; 大道 博行
Journal of Laser Micro/Nanoengineering, 9(3), p.221 - 224, 2014/11
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Nanoscience & Nanotechnology)耐熱FBGセンサをフェムト秒レーザー加工により製作し、原子炉配管の高温に適用した。このセンサを鋼板表面に実装し、共振条件での振動試験を実施した。本センサの耐熱性能は600Cである。安定化波長可変レーザーを使用して原子炉の日常点検のモニタとして利用できることを試験した。このセンサを繰り返し歪み計測を行なえるよう振動鋼板に取り付けた。溶接、ロウ付け、半田付け、そして貴金属接着剤など、各種の取り付け方法について議論した。
福田 武司; 及川 聡洋; 竹治 智; 諫山 明彦; 河野 康則; 閨谷 譲; 長島 章; 西谷 健夫; 木島 滋; 玉井 広史; et al.
Fusion Science and Technology (JT-60 Special Issue), 42(2-3), p.357 - 367, 2002/09
被引用回数:7 パーセンタイル:44.35(Nuclear Science & Technology)核融合実験炉で高性能炉心プラズマを定常維持するためには、複数のプラズマ諸量を同時に実時間フィードバック制御する必要がある。本論文ではJT-60におけるプラズマの蓄積エネルギーや密度,温度等の実時間制御を目的とした研究開発の成果をまとめた。電子密度と中性子発生率の制御を用いた負磁気シア放電では、高い閉じ込め性能と規格化値を4.3秒間維持するとともに蓄積エネルギーの変化を動的に制御することによって世界最高の等価エネルギー増倍率を達成した。また、放射冷却ダイバータの生成と高い閉じ込め性能の両立を目指したダイバータの放射損失量と中性子発生率の複合制御実験を行い、応答行列を評価することによって各制御装置の寄与を定量化するとともに単純な組み合わせ制御の問題点を明らかにした。さらに、非制御量の非線形応答に注目して核融合炉心プラズマの制御に必要な先進制御の概念を提案した。
山岸 秀志; 曽山 和彦; 角田 恒巳; 落合 政昭; 岩村 公道; 最首 貞典*; 浦上 正雄*; 増田 尚宏*; 山内 祐樹*; 大谷 順一*; et al.
JAERI-Tech 2001-053, 19 Pages, 2001/08
高中性子束かつ高線下で使用可能な位置検出型核分裂計数管(PSFC)と中性子分布計測システムの開発を進めている。今回、有感長1000mmを有するPSFCを試作し、その出力信号特性の詳細と中性子空間分布の計測試験を実施した。この結果、PSFCは、特殊電極構造で製作されているにもかかわらず、一般の有感長200mm程度の核分裂計数管と比較して、同等以上の出力信号特性を有していることを確認できた。また、PSFCによりグラファイトパイル側壁の中性子空間分布をリアルタイムで計測できることを確認できた。本開発試験により、ソレノイド電極構造のPSFCの実現性を実証でき、また、PSFCが中性子分布計測用として、極めて有効であることを証明できた。
角田 恒巳; 山岸 秀志; 田畑 広明*; 浦上 正雄*
第7回動力・エネルギー技術シンポジウム講演論文集 (00-11), p.254 - 257, 2000/11
光ファイバなどをセンサ媒体とした、新しい原子炉運転監視システムとして、光計装システムの開発研究を行っている。本報は、その全体像と、キイコンポーネントの耐放射線性向上技術、実際に光ファイバセンサによる炉心内での計測試験について述べた。光ファイバの耐放射線強化では、コアにフッ素を拡散することで、E'センタ及びNBOHCを抑制し、原子炉炉心内で使用できるものが得られた。これをセンサとし、炉内の温度や炉出力の計測が可能であることを示した。
量子計測研究グループ
JAERI-Conf 95-002, 64 Pages, 1995/03
先端基礎研究センター量子計測研究グループでは、1994年7月28日に「光ファイバーの量子計測への応用」と題するワークショップを開催した。同ワークショップでは、光ファイバーの放射線計測への応用、耐放射線特性の向上、プラズマ診断技術への応用、原子炉計装技術への展開などについて、所内外の研究者の最新の研究内容の講演と、これを基に討論を深めた。本稿は、同ワークショップでの講演内容を論文集としてまとめたもので、所内外の先端的な研究の現状を知ると共に、将来の方向として「原子力の光プロジェクト」へ多くの示唆に富むものである。
山岸 秀志
JAERI-M 94-010, 13 Pages, 1994/02
位置検出型核分裂計数管(PSFC)の開発において、その計数管電極を遅延線構造にすることにより、極めて高い位置検出分解能が期待できることを既に報告した。本稿では、PSFC信号計測系の構成について検討を行うと共に、PSFC及び電子回路によるパルス計数誤差について計算評価した。PSFCのパルス伝播時間と同じ遅れ時間を有するパルス遅延素子と組み合わせて計測電子回路を構成することにより、信号処理系を簡素化でき、高速のリアルタイム計測に有効であることがわかった。また、PSFCに起因する計数誤差は、電子回路によるものよりも小さく、10cpsのような高計数率下においても2%以下であることがわかった。
山岸 秀志
JAERI-M 93-151, 10 Pages, 1993/07
核分裂計数管の陽極をコイル構造とした新たな位置検出型核分裂計数管(PSFC)を考案し、その構造とパルス伝幡等の電気的特性の関係について理論的な考察を行った。本PSFCは高速中性子を検出することを目標にしており、信号パルスの時間差によって中性子位置を検出する原理に基づくものである。計算による考察の結果、PSFCの陽極をコイル構造にすることにより適度なパルス伝幡速度が得られるため、これまでにない極めて高い位置検出分解能を有する中性子検出器の開発が可能であることがわかった。更に、PSFCはコイル構造により自由に特性インピーダンスを設計できるため、信号伝送ケーブルとインピーダンス整合をとることができる。この結果、信号パルスの反射がない良好なパルス伝送特性も得られることがわかった。この技術は熱中性子用の位置検出型核分裂計数管にも利用できるものである。
山岸 秀志; 若山 直昭; 伊藤 浩; 坂佐井 馨; H.Brixy*; J.Oehmen*; R.Hecker*; H.-J.Hantke*
Juel-2467, 43 Pages, 1991/04
原子炉計測研究室では、高温インコアチェンバ(HTIC)の開発を進め、800Cでも常温と変わりなく、10~10n/m・sの広範囲の中性子束を測定可能なHTICの開発に成功した。ドイツKFAでは、高温ガス炉AVR炉心上部の中性子束分布を測定し、計算コードを検証することに大きな関心を有していた。このため、1988年10月~12月にかけて、新開発のHTICを用いて、AVR内の中性子束分布測定実験を日独協力協定の下で日独共同により実施した。実験の結果、KFAが以前に計算した中性子束密度に対し約1000倍高いことが判明し、KFAでは計算コードの検討評価を行うための貴重なデータが得られた。また原研では新開発のHTICの高温ガス炉内作動実証データを得ることができた。1991年2月に行われた原研とKFAの協議の結果、上記成果を原研とKFA連名のKFAレポートとして発行することが合意されたため投稿する。
山岸 秀志; 若山 直昭; 伊藤 浩; 坂佐井 馨; J.Oehmen*; H.Brixy*; R.Hecker*
Juel-2468, 40 Pages, 1991/04
原子炉計測研究室で開発した高温ガス炉核計装用広領域出力監視システム(WRPMS)の最終試験として、1987年末から1年間、ドイツ高温ガス炉AVRでその総合機能実証試験を日独共同で実施した。試験の結果、試作WRPMSは高温ガス炉の一次冷却ガス循環用大型ブロワー等が発生する電磁誘導ノイズの影響も受けることなく、原子炉起動から定格出力までの全原子炉出力を安定、確実に計測可能であること、また、1年間の連続作動試験においても、性能低下や特性変化も全く認められず、安定に作動することを確認した。1991年2月に行われた原研とKFAの協議の結果、上記成果を原研とKFA連名のKFAレポートとして発行することが合意されたため投稿する。
鈴木 康夫; 小方 厚; 平岡 徹
JAERI-M 8514, 41 Pages, 1979/10
IAEAINTORWorkshopのGroup16、計測、データ処理、制御についてのJAERIチームの検討結果をまとめたものである。INTORの計測等を考察するための、データアセスメントを行い、また、INTORの世代のトカマク装置における計測、データ処理、制御の在り方、問題点を検討した。また、Sesson2において課せられたホームワークの検討結果が最終章にまとめられている。
M.Azim*; 堀木 欧一郎; 佐藤 貢
JAERI-M 7632, 73 Pages, 1978/04
この資料は、日本原子力研究所東海研究所JRR-2改造型炉計装類の検証を行ないまとめたものである。1968年7月、JRR-2制御室火災事故によって、従来使用していた、炉計装類が使用に耐えないものとなった。これを機会に、ソリッドステートによる基本回路で構成された、改造型炉計装により制御系の復旧が行なわれた。その結果、原子炉の運転において約43%の改善率を記録することができ、非常に満足すべきものとなり、更に、改造型炉計装の設計においては安全対策に充分な配慮を行なったため、起り得る炉計装類の故障、及び、人的誤操作に対し、充分に対処し得るものとなった。この資料は、炉計装の基本的な使用と、従来使用の設計と改造設計との安全性解析、比較を行ない記した。
原子炉工学部
JAERI-M 7291, 193 Pages, 1977/09
本報告書は、原子炉工学部において昭和51年度に行われた研究活動をとりまとめたものである。原子炉工学部における研究は、多目的高温ガス炉の開発、核融合炉のための炉工学的研究、および動燃事業団による液体金属高速増殖炉の開発に密接に関連している。核データ群定数、炉理論とコード開発、積分実験と解析、遮蔽、熱伝達と流動、炉計装と核計装、動特性解析と制御法の開発、核融合炉技術、および炉物理研究委員会の各分野にわたって、多くの成果が述べられている。
川口 千代二
日本原子力学会誌, 17(6), p.277 - 279, 1975/06
発電炉計装のうち、とくに軽水型動力炉の経験からみた問題点および最近の動向について述べる。計装個々の方式や機器については、BWR、PWRの間には若干の違いはあるが、炉内計装の採用、計算機の導入などは固まりつつある。今後は信頼性の問題、解析手順の規格・標準化などに関心が向けられるものと思われる。
若山 直昭
日本原子力学会誌, 14(7), p.369 - 373, 1972/07
本稿は原子力学会誌特集記事「原子炉計装の現状と問題点」のうち、原子炉の核計装について、現在までに確立された技術、現在の研究状況、将来への問題点を述べたもので、核計装中の(1)起動系、(2)中間領域系、(3)広領域計測系、(4)出力系・安全系、(5)炉心内中性子計測系、(6)原子炉用中性子検出器などの進歩と将来の題課を述べるとともに(7)核計装の高信頼化の現状について言及した。
若山 直昭; 荒 克之; 伊藤 大樹; 原 昌雄; 西野 治*; 大串 幸三*; 望月 恵一; 中本 香一郎*
日本原子力学会誌, 14(7), p.368 - 392, 1972/00
1969年4月に「原子炉計測」研究専門委員会が本学会に発足した際,検討すべき問題として挙げられたのは状のようである。(1)炉心計装および計装燃料(2)原子炉諸量の計測法および計測機器の研究開発(3)計測機器および系の信頼度の向上と予防保守(4)計測系とオンライン計算機および制御系との境界問題(5)海外における研究活動の調査(6)将来の研究開発の指針の検討